トラッドジャズ研究所

古いジャズに興味を持った管理人が、ミュージシャンや楽曲についてまとめているブログです。

Johnny Dodds - 低音&ブルージーなクラリネット

Johnny Dodds

Johnny Doddsのポートレイト

ジョニー・ドッズはジャズにおいて、最も影響力のあったクラリネットプレーヤーの一人と言われています。1892年にミシシッピ州ウェーブランドの音楽家の家庭に生まれ、ミュージシャンとしての才覚を磨きます。一説によると、彼の楽器の演奏スキルは弟のウォーレン・"ベイビー"・ドッズのために買い与えられたおもちゃのフルートによって育まれたとも言われています。

彼はシカゴに行き、オリヴァーズ・クレオール・ジャズ・バンド やルイ・アームストロングのホット・ファイブ、ホット・セブン、ジェリー・ロール・モートンのレッド・ホット・ペッパーズなど数多くの録音を残しています。

ジョニー・ドッズの奏法について

その低音とエモーショナルでブルージーなスタイルで知られます。そのスタイルは特にベニー・グッドマンに大きな影響を与えたと言われています。以下のPerdido Street Bluesの録音でも低いトーンを使ったソロが演奏的ですね。

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(2019年7月1日 初稿)